さあて久々にタダ飯かっ食らっちゃるわいと
正月休みぶりに実家に舞い戻ってきてみれば
家族が増えていた。

こいつはアレじゃねーか。
割と需要のあるアレじゃねーか。

こいつの写真をブログとかに上げようもんなら
アクセス数もウナギ登りじゃわいぐへへ。

などという邪な想いを胸に秘めつつ、
僕は鞄から颯爽とカメラを取り出し、
逸る気持ちを抑えながら、ファインダーを覗き込んだ。
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諦めた。