躊躇うふりして もうちょっと首絞めちゃえ


さて、ついでなんで『零 ~濡鴉ノ巫女~』の新情報に関しての所見もちょろっと。
P5を筆頭にいろいろと魅力的な作品が雁首を揃えている秋冬にかけてのゲーム市場でございますが
零はなんだかんだ現段階で一番心待ちにしている作品だったりします。
最近ようやっと『月蝕の仮面』をクリアできたから、ってのも大きいのかも知れませんが、
僕の中でホラー熱が急上昇中です。
未発売のものでは『サイコブレイク』とか『P.T.』とかも気になってる。
PS4持ってないけどね!

という訳で、今週のファミ通で明らかになった諸々についてつらつらと。
つっても立ち読みで済ませてしまったので曖昧な感じになっちゃいますがご了承。



まず、5人のキーパーソンの名前とキャストが判明しました。

プレイアブル
不来方夕莉 CV:種田梨沙
雛咲深羽 CV:内田真礼
放生蓮 CV:鈴木達央

サブ
鏡宮累 CV:坂本真綾
黒澤密花 CV:田中敦子


プレイアブルキャラ安定の男女比1:2。
あ、月蝕のまどっちはノーカンで。

今回の男性主人公にも、不遇なシステムと不幸な結末が用意されているのでしょうか。
長四郎ちゃんの霊石灯無双は個人的にいまいちだったので
やっぱり蛍みたいに「射影機を武器とした上での女性キャラとの差別化」に期待。
霊感がほぼゼロで、WiiUゲームパッドにしか霊が映らないとか面白そう。
流石にそれは難易度高いか。
それか時代の流れに乗ってスマホの除霊アプリで幽霊退治みたいな。
いや、それは許さん。

そういや時代設定はまだ明らかになってないのかな。
露骨なパンチラ要員である二人目の主人公の雛咲姓が気になる所ですが、
舞台が現代(2010年台)とするなら、深紅の娘や姪という可能性も考えられますね。
しかし、今まで一貫して80年台で通してきたシリーズで
いきなり現代に時間が跳ぶのもちょっと考えにくいです。

けど、もし今作の舞台が現代なら、科学の進歩と共に射影機もスマホアプリ業界に参入。
今やスマホを持っていれば誰もが除霊できる時代に、みたいな。
それだけはほんと勘弁してください。

苗字繋がりでいえば、黒澤ってのは『紅い蝶』と『刺青の聲』両作品で既出の姓ですね。
ただ、そこはかとなく前作との繋がりを匂わせながら、結局あんま本編と絡ませてこないのが零クオリティ。
某麻生博士の孫とかな。

ある意味「今作から入った新規ユーザーを置いてけぼりしない」且つ
「シリーズファンがにやりとできるような設定を残す」を徹底しているとも言えますが。
姓からの考察はあんましなくていい気もします。


また、零シリーズでは珍しく主人公の中の人が比較的若手。
心ぴょんぴょんとか言っても比較的許される年齢のお二人です。

なんでや!佐藤聡美もギリギリセーフやろ!

鈴木達央さんはあんま詳しくないです。
ついこないだまで、鈴木千尋と混同していたレベルです。
強いて言えばデュエルラブのアレか。
キャーヘブンヨー!

サブキャラの二人はド安定ですね。
楽しみです。



次に戦闘について。

やはりWiiUゲームパッドをカメラに見立てて実際に動かすらしいのですが、
「――あるいはスティックで視点を動かして霊を捉え…」のような記述も見受けられました。
オプションで切り替えるなりなんなりしたら、従来の操作方法でも楽しめるのかな、と。
「WiiUゲームパッド重くて持ち上げてらんねーよ」ってのを危惧していたので一安心です。

気になるのは、射影機を構えたときに
パッドにファインダーを覗いた画が映るのは分かるんですが
その時テレビには何が映るんだろうということ。
TPS視点が保持されたままならば、
従来のシリーズとは異なり、周囲の状況が分かりやすくなりますね。
ただ、零の醍醐味である幽霊のドアップを
大画面で楽しめないってのもちょっと残念な気もします。
ここらへんもオプションで自由に弄くれたらいいのですが。



それと、どうしても気になる点がひとつ。
ストーリーがチャプター毎に区切られており、
クリアしたチャプターは自由に何度もプレイできるとか何とか。

おそらく霊リストのコンプやらを達成しやすいようにという配慮なのでしょうが、
ホラーゲームにこういう優しさはいらんのではなかろうかと。

ホラーにおけるある程度の不便さ、操作性の悪さ、画面の分かりにくさってのは
何気にプレイヤーの恐怖心を掻き立てる重要な役割であると考えています。
バイオシリーズのラジコン操作然り、
SIRENの謎解きの理不尽さ然り、
サイレントヒルの視界の悪さ然り。

クリア後の要素としてであれば文句はないのですが、
お手軽系のアクションゲームよろしく、クリアする度にチャプター選択画面に戻されるのはちょっと気になります。
せめて一周目は達成率とかコンプ率とか気にせず、クリアまで一本道でプレイしたい所存。

あ、先述したように、ファミ通をパラ見しただけの知識ですので
システムの解釈を間違ってる可能性もあります。ご了承。
っていうか気になるなら是非書店へ。



最後に。

ニコ生で今作が発表された際は、
ゲームそのものに対する期待とともにある種の落胆も抱えていたのですが
先日、その落胆は虚に吸い込まれていきました。


いいいいいいいいいいいやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおううううううううううううううううううううう

もう、何も不満はない。